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VOICE

一から技術を教え、
現場で通用する職人を送り出す

技術部

武者 渚

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現場経験を生かして
補修職人の新人指導を行う

私は技術部という、新しい職人さんが入ってきたときに、補修技術の指導をして現場へ送り出す役割です。エンジンの前身の会社に在籍していた頃から、7年間くらい補修職人として建設現場働いていて、結婚と出産を機に2年ほど技術指導を行っていました。エンジンの創業当初は職人さんの手配業務も担当していましたが、現在は新人指導のみです。指導担当は私1人で、常に現場に出て補修を行っている技術担当者が他に2名います。具体的には、指導マニュアルに沿って木材を補修する基本作業を教えています。下地を整えて傷を埋めていくのですが、「材質によってこういう特徴があります」と一つ一つ説明していき、実際にやってもらいます。3日間かけて何度か繰り返しやってもらい、大丈夫となれば現場に送り出します。あとは“送り出し教育”といって、連絡の仕方や待遇のことなども説明しています。現場ごとに作業内容が異なるので、基本を教えて送り出した後は、現場での実践で技術を磨いてもらうという感じです。

習得できた様子を見て
教える喜びを感じる

人によって習得具合が違うので、少し触ってもらった様子を見て教え方は変えていくのですが、もう慣れてしまって大変だと思うことはあまりないです。その人に応じて「ここを気を付けてください」とアドバイスして、最終的に足並みが揃うよう心がけています。やる気に関わらず資質によるところもあるのですが、教えたことをすんなりと習得してくれる良い人材がいると、すごく嬉しいですね。「もっと教えたい!」という気持ちになります。新たに入ってくる職人さんは、他のところで補修をしていた人もいますし、全く別の業種で働いていた人もいます。職人さんというと男性のイメージが強いですが、補修は細かい作業なので女性でもできますし、今のところ男性と女性は半々くらいです。

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働いてみてよかったこと

子育てしながら
必要なときに働ける

現在は子供が小さいので常勤ではなく、新しい職人さんが加入したら指導する形で、月に10日ほど働いています。子育てをしながらでもできるのはありがたいですね。会社の創業時から見てきて人数も増え、今後もどんどん大きくなっていって欲しいですし、できる範囲で役に立てたらと思っています。補修職人に関しては、経験を積んで技術を磨いていくことができて仕事がマンネリ化しないので、私自身が飽きっぽい性格ではあるのですが、そういう人の方が合っているかもしれないです。